劇団AUN 第25回公演
一尺四方の聖域
戦争末期、日ソ不可侵条約を破り突如日本領土に武力侵攻を仕掛けてきたソ連軍。そのソ連軍に捕虜として捕らえられた旧帝国軍人達は戦後、労働力として強制的にシベリアに抑留され劣悪な環境の中で働かされていた。実は、彼らの目的は日本人捕虜をスターリンが掲げる「赤化工作」の中「国を滅ぼすなら思想から」と共産主義転換させる事だった。彼らはソ連の協力者として次々に日本に帰国。
日本政府は「共産主義化」に危機感を強めていた。。。
舞台は昭和33年。
シベリアからの引き揚げ船で13年ぶりに祖国の土地を踏んだ抑留者達。彼らはシベリアから引き揚げの際、持ち物は疎か身分証さえ身に付けることを禁じられていた。その中にいた白瀬悟(溝端淳平)は祖国の地を踏んだ途端気を失ってしまう。引き揚げ援護局施設で目を覚ました白瀬は収容所(ラーゲリ)での記憶に悩まされる。そんな白瀬を看病する春田医師(大塚明夫)と引き揚げ援護局長岩本(吉田鋼太郎)、白瀬の帰国を知って駆けつける幼馴染みの吉澤美和(黒沢ともよ)との邂逅。収容所での抑留者ノブ(橋本好弘)との記憶から発露する人間の尊厳。そして満州通化事件に遭遇した帝国陸軍二等兵(原信一郎)との出会いは白瀬の運命を決定付けていた。錯綜する白瀬の記憶が人々の唄う歌によって徐々にほどかれていく。
高度成長期最中、引き揚げ船で帰国した男を巡る音楽劇。
期間 |
2019/11/13 (水)~2019/12/01 (日) |
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劇場 | CBGKシブゲキ!! |
出演 |
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脚本 |
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演出 |
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サイト |
※正式な公式情報は公式サイトでご確認ください。 |
スタッフ | 作曲 村井邦彦 照明 原田保 音響 角張正雄 舞台監督 澤井克幸 美術 秋山光洋 舞台写真 石川純 |
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その他注意事項 | ・車椅子でご来場のお客様はチケットご購入の前に、aun_company2000@yahoo.co.jpまでご連絡をお願いいたします。 ・アフタートークあり(11月18日月曜12時、21日木曜12時) |
期間 |
2019/11/13 (水)~2019/12/01 (日) 休演日:11月19日(火)、26日(火) |
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タイム テーブル |
11月13日(水)18:30 11月14日(木)18:30 11月15日(金)18:30 11月16日(土)12:00/18:00 11月17日(日)14:00 11月18日(月)12:00/18:30 11月19日(火)休演日 11月20日(水)14:00 11月21日(木)12:00/18:30 11月22日(金)18:30 11月23日(土)12:00/18:00 11月24日(日)14:00 11月25日(月)14:00 11月26日(火)休演日 11月27日(水)14:00 11月28日(木)14:00 11月29日(金)14:00 11月30日(土)12:00/18:00 12月1日(日)14:00 |
劇場 | CBGKシブゲキ!! |
料金 |
6,500円 ~ 9,000円 【発売日】2019/08/10 (土) SS席 9000円 S席 7500円 A席 6500円 (全席指定/税込) |
チケット取扱 |